2017年07月20日
【発熱】
解熱剤は,熱を下げて体を楽にするためのもの。病気を治す薬ではない。
寒がっているときは暖かくする。手足の先まで暖かくなったら布団を取り,薄着にする。
【咳】
咳の様子をスマホなどで撮影し病院へ持って行くと状況が良くわかる。
寝る時の姿勢は子どもが楽な姿勢でよい。
緊急を要する場合は,呼吸が苦しくなり息が吸えない状況・顔色が悪い・何かがのどに詰まって声が出ない状況
【嘔吐・下痢】
「吐いたらハイタ―」処理には,塩素系漂白剤を使用する。
処理する際には使い捨て手袋を使用する。手袋の外し方にも気を付ける。
経口補水液や子ども用イオン飲料で水分補給を行う。
【出血】
傷口をガーゼなどで直接押さえて止血することが基本。
【やけど】
冷やして,水泡をつぶさないようにする。
【打撲】
患部を冷やす。
【熱中症】
救急処置FIRE
F(Fluid)・・・液体の経口摂取I (Ice)・・・身体の冷却
R(Rest)・・・運動の休止・涼しい場所へ移動
E(Emergency)・・・・119番通報
【歯の外傷】
抜けたり欠けたりした歯は,牛乳があればそれに保存して歯科へ持って行く。
【鼻出血】
キーゼルバッハ部位(鼻の下部)をつまんで少し前かがみになり10分くらい圧迫する。
上に向かせると鼻の奥と喉は連結しているので嘔吐や窒息の原因となる。
【頭部外傷】
髪の毛で傷は見えにくいが傷口をよく見る。圧迫止血が一番。
【熱中症】
Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度に分類される。冷やすことが大切である。皮膚の表面を濡らしてあおぐ。霧吹き等を使用する。大きい動脈を冷やす。急激に冷やすことはかえって危険である。熱中症になると1週間は回復しない。
【誤飲】
ピーナッツは小さい子どものそばで食べない。喉頭異物は500円玉硬貨の大きさのものまでは要注意。
ダミー人形を使っての人工呼吸や胸骨圧迫の実習
三角巾の使い方・・・折り畳み三角巾の作り方の実習
エピペントレーナーを使っての実習
本物(期限切れ)のエピペン体験(医師の指導下)
初参加の方のお話(学校生活・学童保育・治療状況など)を伺い、ハッピースマイルのメンバーの体験談をもとに,アドバイスしました。
●9月17日(日)管理栄養士の講話
●11月19日(日)医師によるスキンケア
●アレルギーフォーラムの打ち合わせ